宿泊・トラベル・レジャー用語辞典

スターボード・サイドとは

船首に向かって右舷のことをいいます。バイキング時代の船には必ず右舷側に舵をとるオールが取り付けられていました。これを「ステアリングオール」といい、このため右舷のことを「ステアリングサイド」と呼び始め、それが「ステアボード」から「スターボード」に変化していったといわれています。現在でも船長室が右舷側にある船が多く、これは舵をとる人が右側にいた名残であるとされています。スターボード・サイドの航海灯は緑色のものを点けます。また海上衝突予防法ではスターボード艇優先の原則というものがあり、これは帆船の航行に由来する原則ですが現在では動力船の衝突予防にも適用されています。この法律により海上では右側通行となっており、航空法にも継承し航空機も同様に右側通行となっています。

スターボード・サイドとは右舷、すなわち船首を上にしたときの右側面のことを意味します。かつては操作する(Steering)面(Board)という意味でスティアリングボードと呼ばれていたものがなまってスターボードになったといわれています。かつてのバイキング船や和船の千石船などが活躍していた時代には、現在のように舵を船底の中央に設置する技術がまだ無かったため、大きな舵を船の右側に取り付けて操作していたのです。なぜなら右利きの人間が直接操舵を行う際には、舵を右側に付けたほうが扱いやすかったからです。現在も船長室は右舷側にあることが多く、船の上座にあたるのは右舷側となっています。帆船同士が接近した際には左舷に風を受ける方が回避行為を取るべきという「スターボード艇優先の原則」がありますが、このルールも舵が右舷に付いていた時代に右舷側から風を受けると船が左に傾くことで舵が浮き上がり気味になり、操舵性が鈍くなっていたことから、他方の船が避けるようにしていた慣習の名残なのです。さらに、現在でも接岸時に左舷を向けることが多いのですが、これも当時の船が接岸する際に舵がついていない左側(左舷)を向けるようにしていたことの名残です。ちなみに左舷のことをポート(port)サイドと呼ぶのはここから由来しています。
船には照明とは別に航海灯の設置が義務付けられており、夜間に航行する際に点灯します。これは車でいうポジションランプのようなもので視認性を上げるためのものですが、右舷側の航海灯は緑で左舷側は赤と色が決められています。なぜ右舷と左舷で色を変えているかというと、夜間に相手船の形が見えづらい場合でも、それがどの方向に向かおうとしているかの判断に使えるからです。例えば正面に横を向いた船があった場合、緑の航海灯が見えていれば、その船は自船から見て右側に向いて進行していることが分かるのです。船は急な針路変更が難しく、さらに広大な海上を比較的低速度で進むために、夜間に遠方の船がどちら向きに進んでいるかを速やかに判別出来る航海灯は欠かせないものです。相手船の位置や向かう向きを的確に把握しておくことは、衝突回避や安全確保のためにもとても大切なことなのです。

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