宿泊・トラベル・レジャー用語辞典

フィンスタビライザーとは

船体の横揺れ(ローリング)を軽減したり防止したりする装置のことを指します。横揺れを押さえる減揺装置はいくつかありますがその中の一つです。船体中央部付近の水面下の両舷湾曲部に長方形の魚のひれ(フィン)のような小さい翼を出し揺れを防ぎます。フィンは左右舷に1対取り付けられており、通常は船体に格納されています。航行中に海上の状況に応じてフィンを船体の外に引き出します。前からの水の流れを利用して、横揺れに合わせてフィンの角度を変え、その時に生じる揚力を利用して揺れを打ち消し船を安定させます。水流を利用しているため、船の速さが速ければ効果は大きく、遅ければ小さく、船が停止すればその効果を完全に失います。この装置はは1920年にに三菱造船(現三菱重工業)の元良信太郎博士が発明し、1923年に対馬商船「睦丸」に世界で初めて取り付けられました。そして現在ではほとんどの客船やカーフェリーにこの装置が装備されています。その利点は風や波に対する横揺れの制御効果が大きいことになりますが、低気圧や台風時の「うねり」に対しては効果が少ないというのが欠点になります。さらに、航行中に船外にフィンを出しているため、当然船体に対して大きな抵抗にもなるため、船速も1%ほど落ちることになります。

これは船底の両側から左右に張り出した金属製の翼のような形状をしています。この装置は揺れの種類の中でも特にローリングの抑制に対して効果を発揮します。ローリングとは船が左右に揺れる現象のことで、側面から来た波や風などによって生じる揺れのことです。揺れを減らすことは安全な航行のためにとても重要なことなので、快適性が重視される客船はもちろん、自動車運搬船などにも広く採用されています。フィン・スタビライザーは基本的に自動制御されており、揺れを検知し、それに対してフィンの角度を自動調節してローリングと反対方向の揚力を発生させて揺れを最小限に抑えるのです。この仕組みゆえに航行中など速度が出ているときには揚力に伴う効果を発揮しますが、ただ浮かんでいるだけのときは揚力が発生せず角度調節だけでは効果が出ません。したがって、停泊時にも機能するようにスタビライザーの角度だけでなく、上下にも動作させられるようにして揺れを少なくする仕組みも考案されています。現状では接岸時などに揺れがなく、速度も小さいときは他の推進装置と干渉しないようフィン・スタビライザーごと船体に格納出来るようになっているものが標準的です。フィンそのものが抵抗になりうるので、揺れが少ない航行時には格納しておく方が良い場合もあります。一方、フィンが水面下にあることで、暴風雨などの悪天候時の航行においてもフィン自体はその影響を受けにくく、船体が暴風を受けて発生するローリングを減らす手助けをしてくれるのです。

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