ユダヤ教とキリスト教徒の慣用語で「確かに/まことに/しかり/そうありますように」を意味するヘブライ語です。祈りの終わりに付けて「いま述べたごとくあれ」と念じ、教会では司祭・信徒一同の願いが合致した証とされています。キリスト教の日曜礼拝や結婚式では必ずこの唱和を行います。その方法とタイミングは、礼拝の司会者や説教を行った牧師(神父)が祈りの最後に「キリストの御名によって祈ります。アーメン」と言います。それに続いて会衆一同で「アーメン」と唱和します。讃美歌の歌い終わりにもこの言葉を添えます。これには「そのとおりです」の意味と「そうなりますように」という2つの意味があります。讃美歌で歌われている内容によってその意味が変ります。従来の意味と少し違った使い方としては、現代では単に「神様に祈ります/誓います」というように「祈り」や「誓い」の意をもって使われることも多くなってきています。
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