旅行関連企業で働く人達が更に専門性を高めるために設けられた、トラベルカウンセラー制度と呼ばれる自主資格制度の1つです。日本旅行業協会(JATA)が主催し、全国旅行業協会(ANTA)、日本添乗サービス協会(TCSA)も携わっています。インターネットの普及や個人旅行の拡大で、有名な観光場所以外のエリアも注目されるようになり、現地の自然や文化をもっと積極的に体験しようとするニューツーリズムと呼ばれる新たな旅行のスタイルが生まれています。このような目的意識の高いお客のニーズに応えるためにはこれまでより更に広く、深い知識が求められるようになっています。現在は旅行業務(接客・販売)のプロを養成する「トラベルコーディネーター」と、日本人から人気の世界8エリアの観光資源や地理を徹底して学べる「エリアスペシャリスト」の2種類が用意されています。8エリアの内訳はヨーロッパ3ヶ所、アジア2ヶ所、北・南米、ハワイ周辺、オセアニアです。なお、世界を20の地域に分けて行われていた「デスティネーションスペシャリスト」はすでに制度が終了しており、エリアスペシャリストは2015年から開始されています。
旅行会社や関連企業に勤務している人であれば会社からの推薦をもって受験することが出来ます。合格後の認定申請の時点で過去3年以内に申請したエリアに1回以上行ったことがあり、旅行業務経験が1年以上ある必要がありますが、認定申請は合格してから3年間の猶予があるので、旅行会社で働く予定のある学生の受験も可能となっています。
受験学習はe-ラーニングの独自教材を使って行うため自宅で好きな時間に取り組むことが出来ます。認定試験は春と秋の年2回行われ、こちらもインターネット上での試験となり、合格基準は70%以上の正答率とされています。資格の有効期間は5年で、継続時には再度試験に合格しなくてはいけません。旅行地域の情報は日々新しくなっており、旅行販売に携わる者として常に最新の現地事情を頭に入れておく必要があるので更新制となっています。2019年2月までの計8回における認定登録者数は4,864名です。
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