宿泊・トラベル・レジャー用語辞典

ヘルスツーリズムとは

病気の人だけでなく、健康な人も含め老若男女すべての人々が心と体の維持、改善を目的として旅行することをいいます。似た言葉でメディカルツーリズムがありますが、こちらは主に海外で手術などの医療サービスを受けることを指す言葉であるのに対して、ヘルスツーリズムは主に国内を旅し、その目的も健康増進や体力増強、ストレス解消や美容・痩身目的なども含まれます。いわば、「楽しく旅をして健康になりましょう」という意味合いの言葉です。
日本では昔から長期間滞在して温泉療養を行う湯治(とうじ)の文化がありますが、これもヘルスツーリズムの解釈として含まれます。その言葉自体は1970年代にイギリスで普及していた滞在型のスパ(温泉)がヘルスファームと呼ばれていたことに由来します。日本では観光庁が発足した2008年から、ヘルスツーリズムを観光立国の基本計画の一つとして、地域毎の自然や温泉、特産品、文化などの特色を旅行者の健康改善に役立て、ひいては観光誘致にも活かすという取り組みが始まりました。
この日本版ヘルスツーリズムが欧州の事例と異なるのは、対象が必ずしも温泉地だけに限らないという点です。例えば花粉症の緩和治療を行うための療養地として、スギの無い地域であることをアピールしたり、足腰の強化のために自然豊かな山林歩きを行う野山ウォーキングをテーマとするなど、地域の強みを活かした誘致活動が盛んな点です。さらには同じテーマでも他の地域よりも特色を持たせる工夫も必要です。例えばウォーキングであれば、医学的な裏付けがある療法を取り入れ、食事療法と組み合わせる取り組みも行われています。食事内容についても、現地で取れた薬草を使った薬膳料理や、食事制限がある人でも美味しく食べられるように工夫された現地食材を利用したフルコースなど、地域ごとの特色が活かされています。他にも著名なトレーナーを招致したり、温泉療養で給付金が出るといった、そこでしか味わえないメリットや魅力も添えられています。いわゆる健康資源と呼ばれる地域の魅力発掘からブランティングまで、旅行業者がそのノウハウを活かしてサポートする事例もあります。
自然の中で現地の美味しい食材を味わい、適度に体を動かして適切な療養を行うヘルスツーリズムが普及すれば、健康寿命も増大し、ひいては医療費の削減にも繋がります。旅行客の受け入れ側もそれに付随する新しい産業が生まれ、雇用拡大にも繋がることから、地元や観光業界のみならず、国や自治体も普及の後押しをしています。

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