施設の延床面積に対する収益を生む床面積の比率のことを指します。この比率が低い場合は、一般に開放されているスペース(大浴場、廊下、休憩スペースなど)や厨房や倉庫などの運営に必要なスペースが広く作られていることを意味します。
レンタブル比率の低いゆったりとした作りは、サービスの向上や施設満足度の向上のほか、高級感も演出することができます。その一方で、収益を生むスペースが狭いので、収益を確保するには単価を上げるなど収益性を高める工夫をしなければ、採算が取れなくなってしまいます。立地など周辺環境によっても異なりますが、目安としてはシティホテルなら50%、ビジネスホテルなら70%以上のレンタブル比が必要とされています。
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