宿泊・トラベル・レジャー用語辞典

観光圏とは

観光圏とは、自然や文化の結びつきが強い近隣の観光地をまとめ、滞在型の観光推進エリアとして国土交通省から認定を受けた区域のことです。運営は同省の外局である観光庁が担当しています。
地方創生を語る上で、観光分野は地元経済の復興に繋がるとして特に注目されていますが、特定の有名観光地を訪れるだけの従来の観光では経済効果も広がらず、一過性のもので終わってしまう点が課題になっていました。一つの自治体や観光地だけで取り組んでも得られる効果は限定的であるため、同じ風土を共有する観光地をまとめて観光圏とみなし、複数の自治体や地元企業などが一体となって取り組み、観光客が継続して訪れる地域づくりを目指すものです。つまりこの観光圏事業は単なる客集めだけの目的ではなく、観光を通じて地域経済を活性化し、住民に地元の観光資源について更に深く知ってもらう目的もあります。
観光圏として認定されるための基準づくりは観光圏整備法として2008年に施行されましたが、2013年には条件の厳格化などの改定が行われ、そこからの再認定で2019年4月現在では全国で13地域が選ばれています。自治体や企業間の垣根を超えた活動が出来ることが特徴で、観光圏として認定されると集客に効果的であるとみなされた事業には補助金が出たり、各種法令手続きの緩和や旅行商品を販売する際の特例などの支援が受けられます。認定の基準としては、複数の自治体にまたがる広域連携であること、地元企業や教育事業、観光業など従来結びつきの弱かった異業種での繋がりがあること、そして自治体と民間企業が繋がることも必要とされています。
山梨県と長野県をまたがる八ヶ岳観光圏ではバスと鉄道の事業者に自治体が加わり、鉄道とリゾートバスの利用促進について協議の場を持つなど、これまで実現出来なかったような連携が見られています。
パウダースノーで有名な北海道のニセコ観光圏はオーストラリア、香港、シンガポールなど外国からの観光客数を大きく伸ばすことに成功しています。新千歳空港や札幌から近いという立地の良さや、国内外の魅力的な食材が集まる拠点であること、多種多様な温泉があることなどが強みとなっていますが、一方で慢性的な人出不足、マネージメントや誘致を任せられる人材が少なく政治力が弱い、交通面での整備が必要など、地方が持つ課題も抱えています。観光圏として広く認知され、その中身を整備していくためには、恵まれた自然を大勢の人達に楽しんでもらうための新しい挑戦を行いつつ、安全面の確保や自然環境の維持にも配慮する必要があります。もちろん地元住民の理解と協力を得ることも欠かせません。

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