包括運賃(Inclusive Tour Fare)のことで、団体旅行やツアーで使われることを前提に旅行代理店が航空会社から割安で仕入れたチケットの価格を意味します。よって本来はホテルでの宿泊や観光とセットで取り扱われるものですが、団体旅行が主流だった時代は航空会社が販売する正規割引の運賃(PEX運賃)が高かったため、徐々にIT運賃の安さが注目されはじめました。これにいち早く目を付けたのがHISでした。代理店から余ったチケットを仕入れて格安航空券としてバラ売りをする商売をはじめました。当初は中小の代理店に流していましたが、一部の旅行好きな個人客からも知られるようになっていました。
1990年代後半になると日本の航空産業は規制緩和に弾みがつき、2000年2月には改正航空法が施行され、国内の航空運賃が事実上の自由化を迎えたことで、航空会社がこれまでより安く販売出来るようになりました。これに加えてインターネットの普及もあり、代理店を通さず自社サイトで直接販売出来るような体制が整うなど時代の変化がありました。その間に旅の主流が団体旅行から個人旅行へシフトしたことも重なり、結果として航空会社は自社販売に力を入れ始め、これまで代理店に割り当てていたIT運賃のチケット数を絞っているのが現状です。
現在も価格面ではIT運賃(格安航空券)のほうが安い路線が多いですが、前述の規制緩和の件を受けて航空会社の割引運賃との差は以前より大分小さくなってきていますので、両者のチケットが持つメリット、デメリットを把握した上で、状況に応じて選び分ける人も増えています。シーズンオフのチケットならば格安航空券がお得です。逆に予約が取りづらい繁忙期は航空会社が直接販売するチケットを申し込んだほうが無事取れたかどうかがすぐに分かるので確実です。マイルを貯めたい人も積算率に差が出るため航空会社から購入することになります。格安航空券については一度発券するとオプションなどを付けない限り基本的に日付や便の変更は出来ないということも留意しておきましょう。
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