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宿泊・トラベル・レジャー用語辞典

ライフジャケットとは

船舶が遭難したときなどに溺れないように身に着ける救命胴衣のことです。ライフベストとも呼ばれます。通常は客室に乗客定員分が備え付けてあります。海難事故における非常脱出用の装備としては、複数人を守るのが「救命ボート」や「救命いかだ」であり、個人の生命を保護する目的のものがライフジャケットで、救命ボートの中や船内の各所に予備のものが備えられています。その起源はノルウェーの漁師たちが使っていた木片やコルクであるとされ、現在の形状に近いものは1854年にイギリスのウォード艇長によって作られたコルク製のものだといわれています。ライフジャケット着用の利点としては、沈まず浮かぶことで呼吸が確保されることや水中にいる面積を少なくすることで体温の低下を遅くしたりすることや、怪我などで動けないときにでもじっとしていても体が浮いてくれることなどがあり、これらの利点によって最大のメリットである遭難者の早期発見につながり、生存率が高くなります。ライフジャケットの種類は構造的なものとして「固定式」「膨張式」「気体密封式」「ハイブリット式」があり、形状としても「チョッキ式」「首かけ式」「ベルト式」などがあります。日本では2003年に国土交通省による安全基準に適合した救命胴衣の着用措置が決められています。それによると、色は捜索の際に見つけやすい黄色やオレンジ色で、探照灯の照射を受けて反射する再帰反射素材を一定の面積で貼り付けることや周囲に救助を知らせるためのホイッスルの装備も義務付けられています。

ライフジャケットは。命を守る大事な道具であるためにその歴史は古く、19世紀半ばにはコルクを胴体に巻いたような簡素な形のものがすでに登場していました。その後、軽量で撥水性もある天然素材であるカポック繊維を使った胴衣もありましたが、その後の化学繊維の普及に伴い姿を消し、現在に至ります。一般的な形としては四肢を動かしやすいよう袖なしのベストのような形をしているものが多いです。用途によって様々なタイプがありますが、大きく分けると浮力を得るために発泡スチロールなどの固形物が使われているもの(固型式)と、着用時に圧縮空気や炭酸ガスを胴衣内に送り込む膨張式に分けられます。多くの乗客が乗り込む客船や飛行機においては未使用時に折りたたんでコンパクトにできる膨張式が適しています。一方、川や湖などで個人のレジャー用途に使う場合は、膨張式だと釣り針や木の枝、鋭利な岩などで穴が開いてしまう恐れがあるので前者の固型式タイプが向いています。 ところで2018年からは、航行に際して免許が必要な船に乗る人はすべて、国土交通省が認定する「桜マーク」がついた救命胴衣を着用することが義務付けられました。その性能条件の内訳は「見やすい色であること」、「他者に存在を知らせるためのホイッスルが付いていること」などがあります。さらには「浮力が7.5kg以上(小児は5kg以上)のものであること」とも記されていますが、この数字には理由があります。救命胴衣は浮いた状態でも呼吸が出来るように、頭が浮いた状態を維持する必要があるのですが、人間の頭の重さは体重のおおよそ1割とされていますので、例えば60kgの体重であれば頭の重さは6kg前後ということになり、7.5kgの浮力を持つ救命胴衣であれば浮力のほうが大きくなるので、頭だけ浮いた状態に出来るのです。市販されている救命胴衣に体重75kgまでと表記されているものを多く見かけるのは、その1割の7.5kgの頭を浮かすことが出来る、すなわち浮力の安全基準を満たしているということを意味します。 一方、カヌーやエンジンの無いボートなど操作に免許が必要のない船の場合は救命胴衣着用の義務はありませんが、着用が「推奨される」という位置づけになっています。こうした船をレジャーで楽しむ際によく使用されているのがPFD(Personal Floatation Device)と呼ばれる補助救命胴衣です。「補助」と名がつくとおり、背中側は上部にしか浮力材がないなど本格的な救命胴衣と作りが一部異なりますが、浮力が7.5kg以上を満たしていれば、これも日本の規格では救命胴衣と呼ぶことが出来ます。なぜPFDの背中側の下部に浮力材が無いかというと、パドルを漕いだり狭い船内スペースに乗り込む際に邪魔にならないようにするためです。このようなPFDは比較的安価で手に入れることが出来るうえに、小物を入れておくポケットや、体型によりフィットするようにアジャスターが各所に付いているなどの工夫があるものが多く、レジャー愛好家からの支持も徐々に増えています。そもそも救命胴衣の安全基準が作られるようになった背景には、既存のものは着心地が悪くデザインが良くないなど品質面での不満が多く、普及がなかなか進まなかったことが挙げられます。救命胴衣に具体的な安全基準を設定することで、着用率を改善し、さらに良い製品を世に送り出すことで、不幸な海難事故を少しでも減らす目的があるのです。なお、クルーズ船の出航前には毎回、国際法で義務付けられた避難訓練が実施されますので、乗船したらまず、救命胴衣の位置や避難経路を確認しておく必要があります。

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