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ホテルマン/ホテルスタッフの仕事情報

ホテルのシェフ(料理師)の仕事内容/給料(年収)

ホテルにはレストランがあり、厨房があり、料理を作るシェフ・料理師の存在があります。一体ホテルのシェフになるにはどのようにすれば良いのか詳しく見ていきましょう!

このコンテンツの見出し
  1. ホテルのシェフ(料理師)の仕事内容
  2. ホテルのシェフ(料理師)の給料(年収)
  3. ホテルのシェフ(料理師)の勤務形態/働き方
  4. ホテルのシェフ(料理師)の雇用形態
  5. ホテルのシェフ(料理師)になるには
  6. ホテルのシェフ(料理師)のきついこと/大変なこと/やりがい
  7. ホテルのシェフ(料理師)の仕事に就職・転職するための方法や求人募集の探し方

ホテルのシェフ(料理師)の仕事内容

ホテルのシェフの仕事

ホテルのシェフは厨房の最高責任者である料理長として、コックやスタッフの指揮を取る役割を果たしています。

仕事内容にはさまざまなものがあり、メニューやコース料理を考えたり、料理の調理に必要な材料や調味料などの調達も行います。ホテルのシェフは、メニューを決める権限が唯一与えられた存在でもあるため、ホテルからも特別な存在として扱われています。

ホテルのシェフ(料理師)の仕事内容

シェフは厨房のトップとしてスタッフに指示を出し、ご利用されるお客様に美味しい料理を提供することが重要な役目です。シェフとは日本語でいうところの料理長であり、厨房のトップとして活躍しています。

厨房の仕事では料理を作ることが基本ですが、シェフにもなるとさまざまな仕事をこなさなければなりません。大きく分けると以下の3つになります。

  • 厨房のコック、スタッフの教育
  • メニューやコース料理を考える
  • 料理の調理に使う材料の調達

このように、料理を作るだけでなく厨房のトップとしてさまざまな業務を任されているのです。きつい仕事内容のように思うかもしれませんが、実際どのような仕事内容なのか詳しく見ていきましょう。

まず、厨房のコックやスタッフへの教育や指導についてですが、ホテルごとに決められたマニュアルや決まりなどを徹底するように指導します。万が一規則が守られていないようであれば、間違いを正すのがシェフの役割といえるでしょう。

またメニューやコース料理の決定権は厨房では唯一シェフのみにあります。そのためホテルの料理の質や、お客様からの評判に直接関係する業務であるため重要な役割なのです。

料理に使用する材料や調味料の調達もシェフの仕事であり、新鮮な野菜や質の良い肉などを選定する役割も担っています。料理に欠かせない食材はシェフによって厳選されたものが使用されています。

一般的なレストランのシェフとホテルのシェフ(料理師)は何が違うの?

基本的な仕事内容は同じですが、上記でもご紹介した勤務時間に大きな差があります。

一般的なシェフの場合は、店舗の営業時間がそのまま勤務時間となることが多く、一日に12時間働くこともあるためきつい環境になっています。しかし、ホテルのシェフの場合はシフト制になっていることがほとんどなので、あまり長時間労働にはなりません。

ホテルのシェフの場合は2交代制や3交代制となっていることが大半なので一日の労働時間は8時間程度です。

ホテルのシェフ(料理師)の給料(年収)

ホテルのシェフ(料理師)の給料(年収)はどれくらい?

年収は一般ホテルの料理師から一流ホテルのシェフで400万円~700万円程度と大きく幅があります。月収だと30万~50万円程度となっており、ホテルのスタッフの中でも高い給料水準となっています。

比較的高い月収や時給ですが、残業や深夜勤務もほとんどなく安定した年収が見込める点は大きなメリットと言えるでしょう。

またほとんどのホテルではボーナスが支給されており、規模の大きいホテルでは年収が高いうえに年間の賞与の金額が100万円を超えることもあります。

年収 400万円~700万円程度
月収・月給 30万円~50万円程度 ※賞与は別
日給 15,000円~25,000円程度 ※一か月あたり20日働いた場合で計算
時給 1,800円~3,000円程度 ※一日あたり8時間働いた場合で計算

ホテルのシェフ(料理師)の手当(深夜・残業など)/賞与・ボーナス

どうしても手が回らないといった状況以外では、基本的にはあまり残業はありません。ですが仕事の状況次第では残業になることもあり、時間外労働の賃金については月収を時給に換算した金額の1.25倍が給料に加算されます。

また時間外労働に関する規定は労働基準法で細かく決められていますが、サービス残業を強いる企業も数多く存在しているため充分な注意が必要です。事前にサービス残業の可能性について調べることは難しくなっていますが、万が一そのような状況に巻き込まれた時には労働基準監督署に相談するとよいでしょう。

仕事は早朝から夕方、又は夜に掛けて働くことが基本となるため、業務が深夜に及ぶことはあまりありません。仕事が深夜に及んだ場合でも残業代と同じく手当が支給されることとなっており、時間外手当の額は時給の1.5倍になります。深夜残業には縁のない仕事ですが、知識として覚えておいて損は無いでしょう。

仕事を探す際に気になるのが給料面や休日などですが、賞与が支給されるのであれば年収も上がりますし、高いモチベーションを保つ要因の一つになるでしょう。ホテルのシェフの仕事では賞与が支給されるケースが大半の割合を占めています。特に規模の大きいホテルでは年収が比較的高く、賞与の金額が100万円を超えることもあるためかなり夢のある仕事といえます。また規模の小さいホテルでも支給される可能性が高いです。

ですが企業によって違いがあるので、給料やボーナスについては面接の際や求人募集の詳細欄から確認しておくとよいでしょう。

ホテルのシェフ(料理師)の勤務形態/働き方

ホテルのシェフ(料理師)の勤務時間(労働時間)/休憩/残業/深夜仕事

勤務時間帯はホテルによって違いがありますが、基本的には2交代や3交代制となっていることがほとんどで、基本的な勤務時間は早朝から夜の間の8時間程度です。

例として挙げると、6:00~15:00、8:00~17:00、15:00~24:00といったような勤務時間となる場合や、6:00~22:00前後の時間帯のうち実働8時間程度となる場合などがあります。一般的には交代制勤務を採用している企業が多く、早番だと6:00~15:00、遅番だと13:00~22:00といったような勤務時間になることがほとんどです。

また休憩時間については8時間勤務の場合は、法律上1時間以上の休憩時間が必要となっています。ですが厨房が忙しくなる時間帯は休憩することが難しくなるため、時間をずらしたりしながら状況に応じて休憩を取るようになります。

この他にも違った時間帯での勤務もあるので、興味のあるホテルの求人があれば面接の際や求人募集情報からも確認してみると良いでしょう。

基本的には残業や深夜勤務になることはほとんどありません。ホテルによっては残業が多くあることもあるので、応募する際は気を付けなければなりません。

また深夜勤務については、遅番の際の時間外労働は深夜帯に掛かることもあるので稀に深夜の仕事になることもあります。

ホテルのシェフ(料理師)のシフト/休み

ほとんどのスタッフがシフト制の勤務となっており、レストランのシェフも他のスタッフと同様となっています。

そのため休みが平日になることも多く、宿泊客で混み合う土日祝日に休みが取れることはあまりありません。またゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇も関係なく出勤しなければならないので、連休を取りにくいといったデメリットがあります。

ですがシフト制のため、定期的に休みが取れるので無理なく働くことができるメリットもあるのです。

ホテルのシェフ(料理師)の雇用形態

勤務形態は正社員のみであり、アルバイトやパートなどの募集はありません。なぜならば、厨房を任された責任者ですので、アルバイトやパートでの採用はしていないのです。

また派遣社員や契約社員での採用も行っておらず、厨房の総責任者として働くには正社員である必要があります。企業側としても、ホテルの内のレストランであるため、厨房のトップが責任を取れるよう信頼できる人物を配置したいと考えているためです。万が一の事態が発生した時に、責任ある立場の人間が正社員でなかったとすればホテル全体の信用に関わってくる可能性もあるためです。

またホテルによってはコックや見習いからステップアップできることもあり、シェフとして採用されなかったとしてものちにシェフに選任されることもあります。ですが料理の実力や責任者として任せられるかなそ、さまざまな要件を満たしている必要があります。それでもコックからシェフになれる可能性があるだけでも、かなりのチャンスであるといえるでしょう。

形態 アルバイト・パート 契約社員 派遣社員 正社員
募集 なし なし なし あり

ホテルのシェフ(料理師)になるには

ホテルのシェフ(料理師)になるにはどうすればいいの?

採用される条件は、今までに料理人としての経験を積んでいたり、シェフの経験がある人となっていることがほとんどです。そのため未経験の場合は、新卒又は中途採用で見習いとして入社したのちに、経験を重ねながらスキルを磨いていく必要があるのです。ですがホテルの方針として昇進がないといったこともあるため、応募の際は充分に注意し無ければなりません。見習いからステップアップしたいのであれば、昇進制度の有無について入社前に確認しておくとよいでしょう。

また下積み期間は長くなる傾向があり、調理の補助や清掃などさまざまな業務をこなしていく必要があります。シェフになるまでには時間が掛かりますが、一度実績を作ってしまえば他のホテルやレストランに入社直後から総料理長として働けるメリットがあるのです。

ホテルのシェフ(料理師)になるには料理の専門学校やスクールに通う必要はあるの?

専門学校は料理スクールに通わなくても、新卒、中途採用問わず、見習いからキャリアアップを目指すことも可能となっています。ですが専門学校では調理師免許の資格を取得したり料理の基礎について学べるので、未経験の場合よりも有利になるのは間違いありません。

そのため学校に通ったほうが良いと考えるかもしれませんが、どうしても時間やお金が掛かってしまうので自身にあった方法でシェフを目指すのが最も最適な方法といえます。

料理の専門学校に通わなくても、下積みとしてレストランで働くことは可能です。ですが、ある程度の知識や経験があったほうが企業側としても欲する人材となるため、料理の専門学校や料理スクールを卒業した経歴があると面接の際に優遇されます。

また専門学校では調理師免許を取得したり、海外の料理についても学ぶこともできるため、自身のスキルアップの場として利用するのも策です。どちらにしてもシェフとして働ける可能性は十分にあるので、自身にあった方法を選ぶとよいでしょう。

ホテルのシェフ(料理師)になるのに必要なスキル/経験/資格

必要な経験やスキルは、料理の知識や総料理長又はスーシェフとしてのキャリアなどです。

採用されるためには料理に関する知識はもちろん、料理人としての腕前、厨房スタッフへの指示が的確にできるかなどさまざまなスキルが必要となります。

また求人の募集要項での記載で、シェフの経験があることが応募の条件となっていることがほとんどなので、新卒で就職する場合は見習いからのスタートになります。

その他にもイタリアンレストランであればイタリア料理の知識、フランス料理のお店ならフランス料理の知識が必要となってくるため、さまざまな分野の知識を有していると採用に有利になります。

見習いからでもホテルのホテルのシェフ(料理師)になれることはあるの?

年配の熟練した人たちが選任されているケースが多いですが、ホテルによっては30代~40代程度の比較的若い人が活躍していることもあります。

そのためコックや見習いで就職したとしても、実力を認められれば数年程度で総料理長になることも可能となっており、見習いとして経験を積みながら目指すことができます。ですが、厨房で働くコックの中には同様の考えの人もいるため、ライバルに負けないように日々精進していくことが大切になります。

ホテルによっては中途採用でしか募集していなこともあるので、ステップアップできる制度があるのか事前に確認しておくと良いでしょう。

ホテルのシェフ(料理師)のきついこと/大変なこと/やりがい

やりがいは自身がトップとして厨房を仕切れることや、オリジナルで考えた料理をお客様に食べていただけることでしょう。

厨房内のスタッフをまとめなければならない点は料理長としてはきついところですが、リーダーシップのある人や責任者としてトップに立って引っ張っていきたいという気持ちのある人にはとても向いている仕事でもあります。料理の道を極めて、ホテルやコックから信頼を得られるのはシェフとしては最高の幸せといえるでしょう。

簡単になれる職ではありませんが、リーダーシップのある人や、料理長として現場を仕切ってみたいという人には向いている仕事と言えるでしょう。

ですがコックや一般のスタッフと比べると仕事が多く、現場での教育やメニューを考えたりしなければならないのできつい一面もあります。それでも自身の力で厨房を動かし、料理を提供したお客様に満足していただけるのであれば、やりがいを感じるとともに人一倍の喜びを感じられるでしょう。

ホテルのシェフ(料理師)の仕事に就職・転職するための方法や求人募集の探し方

採用されるためには企業に応募して就職面接を受ける流れになりますが、就職面接の中でも重要となるのが志望動機です。厨房を仕切る責任者を採用するわけですから、ホテルとしても信頼のできる人物を選任したいと考えているのです。自身の強みや経歴などは履歴書や職務経歴書に記載できるので、「この人なら任せられる」と思われるよう工夫して書いてみるとよいでしょう。

また求人募集情報はハローワークや就職・転職サイトから探せるので、自身の都合に合わせて探すのがベストです。

ホテルのシェフ(料理師)の面接で志望動機を聞かれたりしたときや、履歴書や職務経歴書作成のコツはある?

面接では給料面や休日、通勤方法などさまざまな質問をされますが、最も重要となるのが志望動機です。志望動機は履歴書にも記載する内容ですが、採用されたいという熱意やどのようなことができるのかなどを企業側に分かりやすく間接に伝える必要があります。特に厨房のトップとして業務を任せられるようになるため、ホテル側の信頼を得るためにも自身の持ち味はできる限り伝えるようにしましょう。

また自身の経歴についての詳細は履歴書や職務経歴書に記載できるため、面接官に伝わりやすいように要点を絞って記述しましょう。

ホテルのシェフ(料理師)の求人募集や就職・転職情報はどうやって探せばいいの?

求人情報の探し方は人それぞれですが、一般的な方法としては職業安定所、転職サイト、求人雑誌などがありあります。ですがシェフの求人募集情報は、求人雑誌にはあまり掲載されていないので職業安定所か転職サイトのどちらかを利用するとよいでしょう。特に転職サイトではフリーワード検索ができるので、ホテルのレストランの求人に絞って探すことができるメリットがあります。

職業安定所でも転職サイトと同じようにピンポイントで検索できますが、ハローワークまで足を運ぶ手間が掛かかりますし、基本的には平日の日中しか利用できません。インターネットからハローワークの求人を見ることもできますが、応募の際は施設にいかなければならない手間があります。ですが新着の求人が毎日更新される点と、詳しい求人募集要項を閲覧できる点はメリットと言えるでしょう。

転職や就職の際は、自身の状況に合わせてハローワークや転職サイトを利用してみるとよいでしょう。

 

ホテルのシェフはレストランの中でも特別な存在です。簡単になれる職ではありませんが、シェフにしか味わえない喜びややりがいがあるのです。

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ただ、まだあんまり熱心に転職を考えたりはしてないけど、「一応、今の自分のキャリアだとて世の中的にはどの位に評価されるのか?年収・条件のアタリマエってどの程度なのか?は興味はある」、というのであれば情報収集するのは得はあっても損はないでしょう。

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