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ホテルマン/ホテルスタッフの仕事情報

ホテル・レストランのレセプショニストの仕事内容/給料(年収)、大変さ/やりがいを詳しく解説!

ホテルの『レセプショニスト』の仕事はご存知でしょうか?レセプショニストは、ホテルのレストランでお客さまの受付やホールへの案内をする人のことです。今回はホテルのレセプショニストについてご紹介します。

ホテルのレセプショニストの仕事内容

ホテルのレセプショニストの仕事内容は、多様なお客様のニーズに合わせてレストランの受付やホールへの案内をすることです。

案内と言っても、レストランの入り口に立って店内に案内するだけの仕事内容ではありません。常に受け入れ状況やお客さまの様子を把握し、より心地よい食事の時間を過ごしてもらうために全力を尽くします。

また、予約のコントロールも業務の一つです。席の回転を予測し、できる限りの予約を受付ます。ここはレセプショニストの腕の見せどころです。電話で予約を受ける業務や、お客さまのあらゆる管理の業務、団体のお客さまの受け入れをスムーズに促す役割などもあります。

ホテルのレセプショニストの1日

ホテルのレセプショニストの仕事は、まず一日の予定を確認するところから始まります。

団体のお客さまやアレルギーの自己申告があるお客さま、常連や以前ご来店して問題のあったお客様など予約状況を把握します。予約状況の把握は、レストランを問題なく運用する上で、レセプショニストのかなり重要な業務です。

ここで各お客さまに合わせてレストランの席を決めたり、今後引き受けられるお客さまの人数・組数などを全体で共有します。当日のレストランスタッフが不足する見込みであれば、他のレストランや部署に応援を要請することもあります。

特にアレルギーを持っているお客さまがいる場合、何のアレルギーで発症したらどういう症状が出るのか、薬は持ち歩いているのか、注文されるメニューは決まっているのかなど直接本人から細かく情報を確認します。メニューが決まっている場合は、事前にレストランのアレルギー担当の調理さんと相談をし、メニュー変更の有無を決めます。そしてホテル内のレストランスタッフだけでなく、他の部署の人たち全員にも共有をします。

そして、電話で新たな予約を受けることもレセプショニストの業務のひとつです。席の回転なども見込みながら、お客さまの数・ご来店の時間と照合してできる限り受け入れます。予約の際のお客さまの情報は洩れることなくレストランのスタッフと共有します。気の難しいお客さまかもしれないなど、接客の際に関わりそうな情報全部です。

レストランの営業前には、再度スタッフとの情報共有の確認・レストランの状況確認などを行います。営業が始まると、ご来店したお客さまのご案内やご注文の承り、お会計業務などをしつつ、レストランの状況を把握します。スムーズにお料理が出ていない場合や、お客さまの様子を見て、フォローに入ることも大切なことです。

このようにホテルのレセプショニストは、多様な仕事をこなします。

ホテルのレセプショニストの給料(年収)

ホテルのレセプショニストの給料(年収)はどのくらい?

年収 300万円~500万円程度
月収・月給 25万円~35万円程度 ※賞与は別
日給 8,000円~1万5,000円程度 ※一か月あたり20日働いた場合で計算
時給 1,000円~1,800円程度 ※一日あたり8時間働いた場合で計算

ホテルのレセプショニストの年収や月収などの給料は、ホテルによって格差があります。

年収は300万円~500万円です。月収は25万円~35万円で、時給にすると1,000円~1,800円ほどの給料になります。

レセプショニストは、ホテルの正社員で地位のある人が担うため、役職手当が付くことが多いです。そのため、年収400万円代が多いです。役職によっても、給料に変動があります。

役職手当のほか、残業手当などの各種手当もあり、資格取得の援助も用意されています。

ホテルのレセプショニストの手当(深夜・残業など)/賞与・ボーナス

ホテルのレセプショニストは、正社員や準社員であれば年2回のボーナスがあります。

深夜手当や残業手当などはもちろん、資格取得援助などさまざまなサポートを受けることも可能です。

ホテルのレセプショニストの労働時間/シフト/残業/休み

ホテルのレセプショニストの勤務時間は8時間前後です。

シフトによって昼間は中抜けするということもあり、勤務時間は30分ほど多い場合や少ない場合がありますが、休憩時間が1時間用意されているので、拘束時間は9時間ほどです。

担当するレストランの営業時間によって、深夜の仕事の有無は変わってきます。担当するレストランによっては遅くまで営業していることもあるため、深夜の仕事も考えられます。ディナー営業やバーであれば、22時以降の仕事もあります。

繁忙期はほぼ毎日が残業です。また、自分のレストランに余裕があっても、他のレストランから応援要請があった場合なども残業になります。お客さまの受け入れ状況によって、残業の有無も変わる仕事です。

出勤時間はシフトで決まりますが、担当するレストランによってシフトも固定的になることがあります。朝食とディナーを掛け持ちする場合などは、中抜けのシフトです。休みは事前に申告することで、希望の日に休みを取ることもできます。基本的には月に9日間休みです。

ホテルのレセプショニストの雇用形態

ホテルのレセプショニストの求人の多くは、正社員の募集です。派遣社員や契約社員は人員不足やインバウンド対策で海外の求人募集が増えてきています。元社員の人がパートとして働いていることが多く、アルバイトの求人募集はかなりまれの傾向にあります。

レセプショニストは、重要な役割のためアルバイトでは補助の仕事になります。パートは元社員や経験者であれば、通常通りの仕事内容です。

形態 アルバイト・パート 契約社員 派遣社員 正社員
募集 まれにあり あり あり あり

パートの場合は、元社員の人であれば正社員と同様の仕事をします。

アルバイトの場合は、社員のレセプショニストの補助などを任されることが多いです。見込みがあれば、レセプショニストとしての仕事を一部任されることもあります。

ホテルのレセプショニストになるには

ホテルのレセプショニストになるのに料理の専門学校やスクールに通う必要はあるの?

ホテルのレセプショニストに就職するために、料理の専門学校やスクールに通うことは必ずしも必要ではありません。

しかし、料理に関する知識やマナーがあることで、ホールで料飲サービスをする上で役立つことは多々あります。例えばお客さまから料理の説明を促されたり、アレルギーのお客さまに対応する際に、料理に使用しているものを把握していることは大切です。

ホテルのレセプショニストに採用されるのに必要なスキルや資格

求人に書かれている、採用時に必ず必要なスキルや資格はほとんどありません。しかし、採用後は多くのスキルや学習が求められるため、取得していると有利な資格は多々あります。

最近はインバウンドの利用客の増加から、英語はもちろん、中国語を話すお客さまの対応もします。そのため、語学の学習は必要不可欠です。この点では『TOEIC』や『中国語検定』があると有利です。

そしてホテル内のレストランでサービスを行うため、ホテルスタッフとしての基礎やマナー、料飲サービスの知識・技術が必要です。また、海外の文化や宗教、ベジタリアンなど、日本にはないことも理解する必要があります。この点で有利な資格としては、『ホテルビジネス実務検定』『ホテル実務技能認定試験』『サービス接遇実務検定』『マナープロトコール検定』などさまざまな資格があります。

取得済みだと好感度が高いのは『レストランサービス技能士』の国家資格です。しかし、実務経験が1年以上か、専門学校に通っていないと取得できない資格となっています。

ホテルのレセプショニストのやりがい/大変なこと/向いている人

ホテルのレセプショニストのやりがいは、さまざまなお客さまに知恵を絞って対応することで、お客さまから感謝されることにあります。自分のできる限りを尽くせることや、お客さまにも喜んでもらうことができるところがホテルのレセプショニストのやりがいと言えます。

大変なところは、不快な思いをさせてしまうとご指摘をいただき、改善策を考えて繰り返さないようにするところです。

ホテルのレセプショニストは、自分が持つ知恵や経験を活用することで、お客さまに喜んでもらうことが好きな人に向いています。

ホテルのレセプショニストの仕事に就職・転職するための方法や求人情報や募集の探し方を教えて

面接や応募書類では、人柄をよく見られます。また、ホテルの企業理念や企業方針をよく理解して志望動機に活用しましょう。採用の情報などは、公式ホームページで確認するのがベストです。

ホテルのレセプショニストの面接で志望動機を聞かれたりしたときや、履歴書や職務経歴書作成のコツ

面接などの志望動機では、料飲サービスをすることに対する想いや経験と、ホテルの企業理念などを照合した内容を述べましょう。面接時は、ホテルスタッフのような美しい姿勢と表情、言葉の使い方を意識することが大切です。

履歴書や職務経歴書は、自分の人柄がにじみ出る志望動機・文字で作成することがポイントです。経歴よりも人柄が採用を左右する仕事のため、丁寧に書きます。

ホテルのレセプショニストの求人募集や就職・転職情報はどうやって探せばいいの?

求人募集は、各ホテルの公式ホームページで探すのがベストです。転職情報は、転職サイトか転職エージェントを利用すると見つかります。また、転職エージェントであればさまざまなサポートがあるので、初めての就職や転職の場合は頼りになります。就職に関する情報は、就職を希望するホテルの公式ホームページで確認します。

 

これまでホテルのレセプショニストの仕事についてご紹介してきました。レセプショニストに求められる能力は多いですが、経験で身につくものばかりです。ぜひ理想のホテルで腕を極めましょう。

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