ホテルマン/ホテルスタッフの仕事情報

ホテルのスチュワードの仕事内容/給料(年収)

ホテルの食器・什器のプロフェッショナルであるスチュワードは、ホテルならではの専門職のひとつです。ここでは、その業務、雇用形態、給料、キャリアアップ、採用について詳しく説明します。

ホテルのスチュワードとは

ホテルのキッチンで仕事をするのはシェフだけではありません。宿泊客が使用した食器を洗ったり、使われる食器(什器)の用意や管理を行うのは、シェフではなくスチュワードの仕事になります。

ホテルでは様々な食器が使用されており、繊細な装飾が施された薄手の陶器や錆びやすい金属製の食器などを洗浄するには専門的な知識が必要になります。陶器、金属製食器、グラスなど食器に合わせた洗浄法により、常にピカピカの状態に保たせます。

また、スチュワードの仕事はそれだけではなく、食器類の管理も行います。長年、継続して使っていれば食器には傷やひびが入ってしまうことがあります。そういった傷んだ食器を廃棄し、新しい食器と交換するのもスチュワードの仕事です。

パーティーなどがあれば、普段よりも多くの食器が必要になることが予想されます。そんなときにも、スチュワードは活躍します。シェフから料理の内容を聞き、料理に合った食器を必要な数だけ用意します。

これらの食器(什器)の管理を一任されているスチュワードですが、大型ホテルではスチュワード部門が存在することが多く、中小規模のホテルであれば外部の業者が、これらの食器の洗浄や管理業務を行う場合が一般的です。

ホテルのスチュワードの仕事内容

スチュワードとは、ホテルで使われる食器の洗浄や管理業務を行う仕事です。具体的な仕事としては、各食器に合わせた洗浄を行い、食器の傷やひびなどを見極めて常にキレイに保つ「食器の洗浄」があります。また料理をより美味しく見せるような食器による演出、必要数の手配を行う「食器の用意」、さらには食器の不足がある場合に、新しい食器を調達する「食器の管理」があります。

スチュワードのやりがいは、シェフの料理の味を最高に引き出せる食器を選び、提供された料理で宿泊客が喜ぶ顔を目にした時で、1つのことにとことん打ち込める集中力が求められる仕事です。

スチュワードの具体的な仕事は主に3つあります。まず1つ目は、食器の洗浄です。ホテルでは膨大な数の、多種多様な食器を使用します。例えば、陶器は汚れが沈着しやすいので漂白するのに対して、銀食器は金属の溶出や錆びを抑えるため、強い洗剤では洗いません。

また食器の傷やひびなどの見極めも、ノウハウがある専門的な仕事になります。これら傷やひびの目視での確認は当然のことながら、緩衝材と接触させたときの衝突音の違いや、手触りの違いなど、五感を駆使してこれら食器の違和感を感知します。

2つ目には、食器の用意があります。シェフからパーティーに参加する宿泊客の人数やコースをヒアリングし、メニューや人数に合わせて食器の種類・数を決定します。食器のプロとも呼べるスチュワードは、シェフの料理を一段と美味しく感じさせるように食器を用意する、いわば食器の演出家です。キレイに磨き上げた食器類を準備するだけでなく、そういった付加価値を与えることがスチュワードの業務の本質とも言えます。

そして、3つ目が食器の管理です。食器の不足がある場合に、新しい食器を調達します。それは不足分と同じものを補う場合もありますし、新しい種類の食器を自ら目利きをしながら調達する場合もあります。これらを通して、ホテルが所有する食器の資産価値を維持向上するのもスチュワードの仕事です。

ホテルのスチュワードの給料(年収)

ホテルのスチュワードの給料(年収)はどれくらい?

スチュワードの給料・年収は、正社員で月給18~26万円、賞与は年2回で年収300~400万円程度となっています。新卒・第二新卒(中途)で月給18万円程度が相場です。

勤続年数などに応じた昇給により、40歳頃には年収600万円以上が見込めます。

アルバイトやパートで時給900~1300円です。また、深夜手当(時給単価の25%増)、残業手当の支給があります。

上記の給料は求人情報から抜粋したものであり、スチュワードの平均的な給料・年収を示しています。キャリアアップによっては、上記記載の額を越える場合もある点には留意が必要です。

年収 300万円~400万円程度
月収・月給 15万円~26万円程度 ※賞与は別
日給 9,000円~13,000円程度 ※一か月あたり20日働いた場合で計算
時給 900円~1,300円程度 (アルバイト・パートの求人平均)

ホテルのスチュワードの手当(深夜・残業など)/賞与・ボーナス

スチュワードは、基本的にシフト制により定められた時間(1日7~8時間程度)の範囲で勤務することが多いですが、残業が発生する場合もあります。

その際には、残業手当が支払われます。シフト制は例えば7:00~、12:00~、14:00~の三部などで組まれていることが多いですが、深夜の業務は基本的に無いと言えるでしょう。賞与・ボーナスは例えば6月、12月と年に2回支給されます。

ホテルのスチュワードの勤務時間/残業/シフト/研修

スチュワードの勤務形態はシフト制となっています(アルバイト・パートでは一週間ごとと短期で組まれることが多い)。勤務時間は1日7~8時間、休憩は1時間程度です。

アルバイト・パートの場合は、1日の勤務時間は4時間程度から求められる場合が多いです。

深夜の仕事は基本的にありませんが、シフトによっては22:00以降の業務があることもあり、その場合は支給額25%増の深夜手当が発生します。

場合によっては、残業が発生する場合もあります。これら深夜業務や残業についての詳細については、求人で異なるため、記載の募集内容を確認、もしくは面接にて直接問い合わせてみるのも良いでしょう。

正社員、アルバイト・パート共にシフト制となっています。シフトの提出については、アルバイト・パートでは一週間ごとと短期で組まれることが多いです。

通勤費については雇用形態を問わず支給されます。支給額については、正社員では月額4万円程度、アルバイト・パートでは2~4万円程度が相場となっています。

研修については3ヶ月程度のOJTでの研期間が設けられています。その他、正社員であればビジネスマナー研修などが用意されている場合もあります。

ホテルのスチュワードの雇用形態

一般的には、正社員、契約社員・派遣社員、アルバイト・パートの幅広い雇用形態があります。契約社員・派遣社員については、スチュワード業務をアウトソーシングしている企業などの求人が多いです。

スチュワード業務は数多くの食器を複数人のスタッフで洗う職種であり、正社員とアルバイト・パートとの違いとしては、正社員はスタッフのマネジメント(シフトや業務の管理)、新しい食器の発注や、食事に合わせて用意する食器の選定なども行います。

形態 アルバイト・パート 契約社員 派遣社員 正社員
募集 あり あり あり あり

パートやアルバイトは、基本的に食器の洗浄、片付けの業務です。その点は、正社員、パート・アルバイト問わず同様の業務内容となっており、ホテルで使い終わった食器をキレイに洗い、傷ついたりヒビのある食器を除くといった作業になります。

正社員との違いは、アルバイトやパートであれば食器の洗浄業務を専門的にこなす場合が多いです。新しい食器の発注や、食事に合わせて用意する食器の選定などは正社員が行うケースが一般的です。

シフトについても、アルバイト・パートであれば1日4時間からの勤務時間でOKな求人も多く、正社員と比べて自由度が高くなっています。

ホテルのスチュワードのやりがい/大変なこと/きついこと

スチュワードのやりがいは、まず食器の衛生管理にあります。使い終わった食器をキレイに汚れを落とし、指紋や埃も付けずにピカピカに磨き収納する、その一連の工程を終え、棚に整然と並んだ数多くの食器を見るだけでも達成感があります。

また、シェフの料理の味を最高に引き出せる食器を選び、提供された料理で宿泊客が喜ぶ顔を目にした時にやりがいを感じます。

経年劣化したり、傷んだりしている食器を見極め、新しい食器と入れ替えながらホテルが所有する食器の資産性を維持向上するのも、食器に対する目利きの腕や、管理能力が問われ、やりがいの感じられる点です。

大変さとしては、決して表舞台に立つ仕事ではないので自分の仕事に対する評価を宿泊客などから受ける機会が少ない点です。

ホテルの仕事でありながら、宿泊客と直接に接する業務が少なく、食器に特化した専門職です。食器に対してどれだけ精通しているかが、料理に合わせた食器の選択、食器の衛生管理や資産価値の管理などの業務のクオリティに繋がります。これらの傾向から、スチュワードは1つのことにとことん集中し、極めるような職人気質の人に適性のある仕事と言えます。

ホテルのスチュワードになるにはどうすればいいの?キャリアステップは?

スチュワードになるには、求人サイトなどで希望の求人を検索し、応募するのが効率的です。例えば「はたらいく(リクルート)」や「マイナビ」といった求人サイトからであれば、多くの求人を比較しながら希望の就職先を探すことができます。基本的な流れとしては、web応募の後、求人によっては説明会、面接(一次、二次)、内定となります。概ね応募から2~4週間で採用となります。

スチュワードのキャリアアップは、まずはスチュワード部門でのマネージャー業務を任される役職に就くケースが多いようです。アルバイトなど人員の管理だけでなく、食器の資産性、コスト管理などの業務を行うことになります。その後、エリアマネージャーから本社の管理部門などキャリアパスは様々あるようで、キャリアパスはスチュワード部門に限定されるものではないと言えます。

ホテルのスチュワードになるには

ホテルのスチュワードに学歴は重視されるの?

必要な学歴、スキル、資格に関しては、学歴不問のものが多く(高卒以上は必要)、専門学校やスクールなどで知識を培うというよりは、現場で実務を通してスキルを磨くことを重要視しています。

ただ、学歴が優遇されない訳ではなく、新卒・第二新卒(中途)、専門学校卒、高卒では初任給の額は変わります。

ホテルのスチュワードになるには専門学校やスクールに通う必要はあるの?

スチュワードの求人には、学歴不問のものが多いです(高卒以上は必要)。そのため、専門学校やスクールなどで知識を培うというよりは、現場で実務を通してスキルを磨くことが重要視されています。

もちろん、専門学校やスクールでの経験はスチュワードの求人においても歓迎されるものであり、スチュワードからの将来的なキャリアアップを視野に入れた場合には身に付けておいて損はないでしょう。

また、給料の面では学歴が優遇されない訳ではなく、新卒・第二新卒(中途)、専門学校卒、高卒では初任給の額は変わる点でもメリットはあるでしょう。

ホテルのスチュワードに採用されるのに必要なスキル/資格

スチュワードの採用にあたり必須となるような資格は特にないとは言えます。資格に関して言えば、「食」に関わる仕事であることから、入社後に食品衛生責任者や第二種衛生管理者などの資格取得が求められる求人もあります。

そのため、これらの資格を応募の時点で既に取得していれば即戦力として好印象です。また、社内独自のスチュワード資格を設けている会社もあり、そのあたりは応募する求人の情報を詳細に確認するのが良いでしょう。

ホテルのスチュワードの仕事に就職・転職するための方法や求人募集の探し方

スチュワードに就職・転職する方法としては、求人サイトなどで多くの求人を比較しながら希望の就職先を探すのが効率的です。webで検索しにくい場合は、ハローワークに職業相談しに行くという方法もあります。

採用までの基本的な流れは、web応募の後、求人によっては説明会、面接(一次、二次)、内定(概ね応募から2~4週間で採用)という形になります。

採用にあたって、筆記試験がない場合がほとんどで、逆に言えば採用にあたり面接の比重が高くなっています。

ホテルのスチュワードの面接で志望動機を聞かれたりしたときや、履歴書や職務経歴書作成のコツはある?

基本的に一次面接、二次面接の二回の面接で採用が決まる求人が多いです。スチュワードの求人の特徴としては、筆記試験がない場合がほとんどで、逆に言えば採用にあたり面接の比重が高くなっている点です。そのため、面接での対応も就職にあたって重要な項目のひとつとなります。なぜスチュワードの仕事に携わりたいのか、自分のどのようなところがスチュワードに向いているのかを、自分の言葉で伝えることが求められるでしょう。

転職の場合は、職務経歴の書き方にも工夫が必要になります。応募する転職先のスチュワードという業務に、これまでの経歴がいかにマッチングするかを伝える必要があります。例えば、スチュワード責任者などマネジメントの即戦力を求めるような求人であれば、マネジメント業務の経験を簡潔かつ具体的にアピールすることが効果的です。

ホテルのスチュワードの求人募集や就職・転職情報はどうやって探せばいいの?

スチュワードの求人募集は、「はたらいく(リクルート)」や「マイナビ」といった求人サイトから探すのがやり易いでしょう。転職の場合であれば「Indeed」「エン転職」など求人数の多いサイトがオススメです。他の探し方としては、ハローワークに職業相談しに行くという方法もあります。webサイトを見るだけではイマイチ分からない場合など、仕事探しのプロに直接聞いてみることで、良い求人が見つかる場合もあります。余談ですが、ハローワーク経由で就職先が見つかればお祝い金も支給されるので、そのあたりもモチベーションになるでしょう。

 

スチュワードは食器・什器のプロフェッショナルであり、ホテルのサービスを縁の下から支える仕事です。ホテルの料理に付加価値を与え、食器・什器というホテルの資産価値を管理するやりがいある仕事であるでしょう。

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