ホテルマン/ホテルスタッフの仕事情報

ホテルの宴会サービス(スタッフ)の仕事内容/給料(年収)

ホテルならではの仕事、宴会サービスをご存知ですか?実は、レストランでの飲食サービスの仕事とは別の部署なのです。今回は、ホテルの宴会サービスの仕事についてご紹介します。

ホテルの宴会サービス(スタッフ)の仕事

ホテルの宴会サービス(スタッフ)の仕事内容とは

ホテルの宴会サービスの仕事内容は、洋式、和式タイプを問わず大人数のグループでのお客様の食事やレクリエーションの進行、運営をお世話する仕事となっています。

ホテルに宴会予約が入った際のスタンバイから本番のサービス、片付けをすることまでが業務です。スタンバイは会場の掃除機掛けから始まり、必要なもの全てを会場に入れる体力仕事もします。本番のサービスはレストランでのサービスと異なり、宴会手配に合わせた内容で団体向けのサービスを行います。

ホテルの宴会サービスの仕事内容は、ホテルで結婚式や披露宴、パーティーなどの宴会予約が入った際にサービスをすることです。宴会予約のプランや宴会手配の内容に合わせて、バンケットホールなどの会場の設営などをするのも業務に入ります。

レストランのサービスと比べると、団体のお客さまなので料理の出し方やドリンクオーダーの受け方など、さまざまな点で違いがあります。基本的には宴会手配されている内容に従って業務を行います。

料理を出すタイミングや出し方も宴会予約のプランによって異なります。コース料理の場合や、1卓に1つの大皿に盛られた料理を運ぶ場合、ブッフェスタイルの場合もあります。大皿に盛られる卓料理では、お客さま自身で料理を取り分けてもらうため、料理に合わせた取り皿も運ぶことが必要です。

ドリンクオーダーは、飲み放題のプランの場合は、各宴会で飲み放題の範囲で出せるドリンクが変わってきます。単品の場合でも、カクテルなどは会場のバーカウンターの設備によって作れないカクテルも出てくるので事前に確認します。

バンケットホールの会場の設営では、バンケットの清掃から始まり、卓や椅子などの必要なものを宴会手配通りに設置していきます。その他、司会台や受付、ブッフェボードなども全て宴会サービスのスタッフで協力して用意します。

団体旅行の宴会の場合は、宴会終了後にそのまま宿泊することが多いため、宿泊の案内や近辺の旅行について尋ねられることもあります。宿泊や旅行の情報を把握しておくことも大切です。

ホテルの宴会サービス(スタッフ)の具体的な仕事内容

具体的な仕事内容として、まずは予約時にお客様(宿泊予約されたお客様やグループ代表者)から伺った人数、希望する宴会プランを元に進行や料理、その他飲料など必要なものの準備をし、宴会サービススタッフでミーティングを行います。

プラン通りに宴会場のセッティングを終えたら次は宴会本番です。宴会当日は主に会場となるレストランや宴会会場での給仕や、宴会の進行などを行うほか、お客様のご要望された飲料の提供やあらかじめお客様よりご提案されていた各種催し物のお手伝いをします。スタッフは予め決められた役割につきます。進行をする者、給仕をする者、飲料の注文や提供を担う者、役割は様々です。責任者はその全てのスタッフの状況を把握し、至らない部分にすぐヘルプのスタッフを手配したり自分でその場所に出向いたりします。

宴会が滞りなく終われば次は後片付けです。次の宴会のために会場を宴会が始まる前の状態に戻さなくてはなりません。各自役割を分担し速やかに会場を元に戻します。

それらが全て終われば一連の宴会サービスの仕事は終わりとなります。

ホテルの宴会サービスの給料(年収)

ホテルの宴会サービスの給料(年収)はどのくらい?

年収 200万円~300万円程度
月収・月給 18万円~25万円程度 ※賞与は別
日給 6,800円~9,500円程度 ※一か月あたり20日働いた場合で計算
時給 900円~1,200円程度 ※一日あたり8時間働いた場合で計算

ホテルの宴会サービスの年収や月収などの給料は、雇用形態やホテルの格式の高さでも変わってきます。社員の場合、ホテルの格式の高さや成績によってボーナスに変動があります。残業が多くなってくると、深夜手当などがつけば時給は少し上がります。

年収は200万円~300万円で、月収では18万円~となり、時給にすると900円~1000円の給料です。ややホテルの中でも低い部類の給料です。

ただし年収などの給料はボーナスや残業量でも大きく変動します。また、派遣社員だと場所によっては時給が1200円もらえることもあるようです。

深夜の業務や残業が多い仕事のため、深夜手当や残業手当はあります。また、交通機関がない時間の出退勤では、会社からタクシーやバスが用意されます。

ホテルの宴会サービスに手当(深夜・残業など)/賞与・ボーナス

8時間を越えれば深夜手当や残業割増があったりもしますが、宴会の特性上深夜手当はまずないと思っていいでしょう。手当は場所によって交通費支給や食事代割引、ホテルによって細かな福利厚生を用意していることが多いです。

給料の額面以外の部分で各ホテルの特色を出していますので、年収や月給、時給だけでなく、働いたことによるスタッフが受けられる恩恵も募集要綱などを確認し、情報収集した上で面接に赴くのがいいかもしれません。ボーナスに関してはあまり一般的ではありません。

また、交通機関のない時間の出退勤になる場合は会社からタクシーチケットがもらえたり、バスでの送迎があります。

ホテルの宴会サービスの勤務形態/働き方

ホテルの宴会サービスの勤務時間(労働時間)/休憩

ホテルの宴会サービスの勤務時間は、基本的には8時間ですが、宴会サービスだけの仕事となると労働時間は8時間に満たないことがほとんどです。ミーティングや宴会場のセッティング、宴会、後片付けを含めて6時間、そのうち15分~30分の休憩をスタッフ順番に回していくことになります。

ホテルの宴会サービスの勤務時間は、雇用形態によっても変わってきます。アルバイトやパートでは、宴会に合わせて短時間の場合もあります。

休憩は短時間では30分~45分、通常は1時間用意されています。休憩時間は勤務時間によって異なります。

なお、朝食を含めて宴会サービスとするかどうかで勤務形態は大分変わってきます。朝食を含めての業務となれば朝2時間、夜6時間など昼間に中抜けを取る勤務形態が多く、逆に夜の宴会を主とする業務ならば昼から夜までの8時間を勤務時間とすることになると思います。これはホテルによって異なったり、宴会サービスの中でも与えられた役割によって勤務形態が変わることがあるので一概にこうと決まった形態があるわけではありません。

ホテルの宴会サービスの深夜の仕事/残業/シフト/休み

宴会はお客様がいてこその仕事なので宴会自体の業務で深夜の仕事になることはほぼないと思って構いません。残業についてはお客様によっては予定よりも宴会が長くなったり開始が遅くなったりする場合もあるので残業となることが少なくありません。予め残業できないようであれば前もって管理者に伝えておくのがいいとおもいます。

また、宴会手配によっては深夜まで後片付けの業務に追われることがあります。片付けが残っている場合や、宴会の進行がスムーズでなかった場合などに残業が発生します。

出勤時間はシフトで管理され、交代制です。休みは月に9日間あり、事前に申告することで希望する日に休みを取ることもできます。しかし、大きな宴会で人手不足の場合などは休日でも出勤することがあります。

ホテルの宴会サービスの通勤方法/研修

ホテルの多くは近くに寮を完備しているところも多く、そこから通うのであればさほど苦労は無いかと思います。他にも都心などではホテルは比較的立地に恵まれてる場所が多いので公共の交通機関を使用するのが一般的です。

また都心から離れた場所では車通勤をするスタッフも多く、通勤方法は多岐に渡ります。研修は少なくても1ヶ月はあると思ってください。研修や試用期間を通してホテル側が人材を吟味し、また働く側もホテルの仕事が自分にあっているのかを考える猶予期間を作ることができます。

ホテルの宴会サービスの雇用形態

形態 アルバイト・パート 契約社員 派遣社員 正社員
募集 あり あり あり まれにあり

ホテルの宴会サービスでは、一般的な雇用形態として正社員雇用は幹部の数名に留まることが多く、その他の大多数のスタッフをパートやアルバイト、契約社員で賄っているのが実情です。正社員になるには、新卒からの採用で就職するか、中途採用から社員登用制度を利用するかの2択のため、少なくなっています。

ハローワークを参考にしてみると正社員募集もありますが、条件としては他の職種と比べると少し見劣りし、管理職になって初めて他の職種の正社員待遇になることも少なくありません。また、最近では海外のお客さま対策で、海外へ派遣社員の求人を出して雇うことも増えてきています。

アルバイトやパートの人でも、仕事内容は他の人と大差ありません。しかし、難易度の高いサービスを行う場合は慣れている人からのフォローが入ります。

パートやアルバイトに関しての求人募集や雇用は非常に多く、社会保険や雇用体系などにこだわりがなければ求人数は全国にかなり多くあるとおもいます。団体のお客さまの中には海外のお客さまがいることがあるため、英語や中国語を話せる海外の契約社員や派遣社員も多いです。

正社員は、新卒の募集で採用されて就職することがほとんどです。しかし、アルバイトや契約社員の中途採用から登用制度を利用することで正社員を目指すこともできます。

パートやアルバイトでも、基本的には社員と同じ内容の仕事です。しかし、不慣れだと難しい業務や、特殊なサービスなどは慣れている人や社員が行います。

パートやバイトの場合、あらかじめ社員がミーティングで組んだその日の宴会進行予定を確認し宴会の時間中の仕事からつくことが多いと思います。その後、後片付けまで含めての業務がほとんどでしょう。何かを決めたり予定を組むのではなく、あらかじめ決められたプランに従って動くことがほとんどです。さほど大きなホテルの宴会サービスでなければ総合的な仕事を行うことになりますが、大きなホテルでは完全分業制になることもあります。自分の与えられた役割に従事することになります。

宴会サービススタッフになるには

宴会サービススタッフになるにはどうすればいいの?専門学校やスクールに通う必要はあるの?

行っても構いませんが、そこまで必要ではないでしょう。基本的なマナーや作法は現場でいくらでも覚えられるので直接働くことが一番の経験になると思います。

つまりこの仕事につくのに中途採用や新卒といった違いは、よほどのこだわりがあるホテルでなければハンデにもならないと思います。大手などでは新卒の採用枠をいくつか取っているところもあるようですが、それにより中途採用や転職志望者が圧迫されることはないと思ってもらってかまいません。

ホテルの宴会サービスに採用されるのに必要なスキル/資格

これがなければ駄目、といった必須資格はありませんがある程度の基本マナーや正しい敬語を話せるスキルは必要になってきます。

特に日本語は尊敬語、謙譲語、丁寧語と使う相手や状況によって様々に変化します。

この敬語をどんな状況でも正しく使えること、マナーに関してはお辞儀や歩き方、料理の出し方などの基本的マナーを覚えることが必要となります。

ホテルの宴会サービスのやりがい/大変なこと/向いている人

お客様が事前にホテル側に予約していた宴会時の食事のお世話や、パーティーのお世話などその日ご宿泊されるお客様の一番楽しみにしている時間を預かる仕事になります。

この時間の印象が旅行客や宴会を行った団体客がホテルに抱く印象に繋がることも多くとても大事な役割となります。

そうした中、宴会サービスのやりがいは、スタッフ全員で協力して宴会を成功させた際の達成感にあります。特に結婚式では達成した時の感動が大きいです。

大変なところは、常に体力仕事になるところです。特にバンケット会場の掃除機掛けは心が折れそうになります。また、実は宴会サービスというのは接客の時間よりも準備や後片付けに費やす時間のほうが多いのです。

このことから人と接するのが得意なだけでなく、効率的な仕事を行える人、手際がよい人、体力仕事が苦でない人や、宴会やイベントが好きな人に向いている仕事です。同様に、お客様に喜んでもらえることだけではなく、チームとして宴会サービススタッフ全体でいい仕事ができたことにやりがいを感じることができる方にはとても魅力的な仕事だと思います。

ホテルの宴会サービスの仕事に就職・転職するための方法や求人募集の探し方を教えて

ホテル業界は常に人材の入れ替わりが激しい職種です。派遣社員として決められた期間だけ働くスタッフや、近くに住む方がパートで働いている場合などある程度就業者が出入りしやすい職種でもあります。それ故に求人情報はそこかしこに溢れています。ハローワークであったり、バイト情報誌、ネット媒体でのアルバイト情報、リゾートバイト募集などのサイトも活用できます。

ホテルの宴会サービスの面接では、はっきりとした受け答えで明るい印象にすることがポイントです。履歴書や職務経歴書では、明るい印象の写真を使います。志望動機などの文章は回りくどくなく、気持ちが真っ直ぐ伝わる文章で書きます。

新卒や中途採用の求人募集を探す際は、希望するホテルが決まっている場合はまず公式ホームページを確認します。募集されていなかった場合や、希望するホテルが決まっていない場合は、就職・転職のサイトや転職エージェントから募集を探す方法もあります。

ホテルの宴会サービスの面接で志望動機を聞かれたりしたときや、履歴書や職務経歴書作成のコツはある?

面接で志望動機を聞かれた場合は、宴会に対する思いや、なぜこのホテルの宴会サービスを希望するのかを話すことがポイントです。また、宴会サービスもホテルスタッフの一部であるため、人柄や印象も大切になってきます。はっきりとした受け答えと、ホテルスタッフのような丁寧な言動は必須です。

履歴書や職務経歴書を作成する際のコツは、明るい印象の写真を使用し、丁寧さが伝わる文字で書くことです。志望動機なども長々と回りくどい文章ではなく、ストレートに伝わる文章を意識しましょう。接客する際にテキパキとした受け答えができることを想像させることができます。いくら人手不足な業界とはいえ、ホテルスタッフの一員になる姿を想像できない人は採用されません。

 

ホテル業界は基本人手不足と人件費削減の板挟み状態です。ホテルは常に最小限の人員で宴会サービスを回せる優秀な人材を求めています。まずは履歴書にホテルでの経験だけでなく、自分には何ができるか、自分が会社に入ればこれだけのメリットがある、ということをはっきり示すと尚良いいいと思います。

ホテルの宴会サービスの求人募集や就職・転職情報はどうやって探せばいいの?

ホテルの宴会サービスの求人募集は、ホテルの公式ホームページにも載っています。希望するホテルが決まっている場合は、まずは公式ホームページを見ることがベストです。希望するホテルが決まっていない場合は、就職・転職サイトや転職エージェントで条件を入力して募集を探します。転職エージェントであれば、履歴書の作成などのサポートをしてくれるところもあります。

就職・転職の情報は、公式ホームページに載っています。採用基準やホテルの情報をよく確認して、面接や書類作成時に活かすことが大切です。また、転職エージェントからも採用の情報を得ることもできます。

 

もし正社員として働きたい人は、ハローワークで情報を集めるのがいいかもしれませんが、もし働いてみて「思っていたホテルと違った」などという事態を避けたいのであればあえてリゾートバイトや派遣社員を募集しているサイトで求人を探し、期間限定でそのホテルで働いてみるのもいいと思います。そうすれば理想と違えば期間通りで辞めることもできるし、働きたいホテルだった場合、会社側もあなたを必要としてくれればその後に正社員の道に続くこともあるでしょう。就職するにあたっての間口はとても大きなものとなっていますので、転職を考えている方もとても多くの選択肢から就職口を探すことができると思います。

 

今回はホテルの宴会サービスの仕事についてご紹介しました。体力仕事ではありますが、その分やりがいも強く感じられる仕事です。自分に合うホテルを見つけて、理想的な宴会サービスのスタッフを目指しましょう。

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